FAI F3C関連ルール改定情報
平成12年1月22日ヘリ小委員会決議事項(速報)

ここに記載した内容はヘリ小委員会決議事項の速報です。
正式には2月10日発売ラジ技に載るものを参照して下さい。

質問等があればKOMO宛にメールか掲示板にお願いします。

決議事項のうち特に選手に関係深いものを列記します。

1.2001年向け改定案(通称ノルウエイ案)は、現状では本年3月のCIAMで決議される可能性が高いため、日本としては国内暫定ルールとして本年(平成12年)日本選手権で使用する。(エンジンサイズの規定も含めて)
2.各地区予選においても適用する。
  (スケジュールA)       
3.本選では、第1R,第2RをスケジュールA、上位15名でスケジュールBで決勝ラウンド2ラウンド行う。
4.暫定ルールのうち、A−4 ローリングストールターン+540ストールターンの演技中心の解釈については、現状ではハーフループの底部として取り扱う。
5.世界選手権代表者選抜は、本年度と昨年度の日本選手権の成績により15名による選抜会を行う(宇都宮にて、平成13年3月中旬の予定 )
6.日本選手権では、騒音測定の結果により第1、第2Rについてはボーナス点を与える。
集計方法(概要)
(1) レディスパットにて後方3mから測定し、85dB(A)を下回る
(2) 上空飛行時にジャッジが、うるさい、普通、静かの3段階評価を下し3名以上が静かとマークした。
(1)、(2)を満たした場合、ラウンドの1000分点に3%を加点する。
このため、ボーナス点を加味せずに1000分点を出し、ボーナス選手には3%加点して再度順位を集計することになる。
7.地区予選には騒音測定は義務づけない。
(機材が準備できるなら、測定を行うのが望ましい)


(注) 現状で、2000年3月のCIAMで否決された場合でも、地区予選は暫定案のスケジュールAを使用する。(変更を繰り返すことによる連絡の混乱を避けるためと、現行ルールと演技は大きく違わないため)。
ただし、仮に全面否決された場合は本選での使用は別途協議されると考えられる。