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現地は日本より14時間遅れです。


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9月12日現地発 最後の最後まで米国チームと熾烈な争い。 
           ついに勝ち取った阿部日本選手団4度目の団体優勝!!
 下位から順に張り出される団体戦の結果表。  主催者の演出にじらされながら、1位の欄に「JAPAN」の文字が見えた。  掲示板を見つめる選手、サポーターの輪からはどよめきと、少し遅れておおきな拍手が沸き起こった。 「Conguraturations!」  最後の一人の点が出るまで、もつれにもつれたアメリカの選手が阿部団長に握手をもとめた。

競技は、今大会のダークホースと目されていたWayne Mann選手が先行。  大きなタテモノ演技とは裏腹に結果は平凡な253.5点。  ディフェンディングチャンピオンの橋本選手が293.5と高得点をゲット。  午前中の最後に泉水選手の出番。  またもや演技の割に点が伸びず271点。 
 Curtis Youngblood選手は293.5と橋本選手に並ぶ高得点をマーク。  小林選手が289点を出して追いすがれば、笠岡大会優勝のCliff Hiattが293点と突き放す。  団体優勝の結果は最後の土橋選手が終わるまでわからなくなった。
 ラストひとり前の31人目、最近めきめきと実力をつけてきている若干21歳カナダのScott Gray選手がロールを低めぎりぎりにストレートに決め、ここまでの最高得点となる299.5点を獲得。  彼はいずれアメリカ大陸にあって、Curtisを脅かす存在となるであろう。彼が今日の最高点を出したことで1,000点の基準が変わる。  日本選手団に緊張が走る。  予選ラウンドの最終演技者、おおトリを努めるのは土橋選手。  結果283点を獲得しアメリカチームをリードした。

 思えば今回の団長はいつにもまして選手団の結束にこだわっていた。  敵地(今この言葉はタブーか?)で行われる世界選手権である。  よほど気を引き締めてかからないと勝利はありえないことを阿部団長は過去の経験をもとに強く感じていた。  選手にそのことを伝えたいが、過大なプレッシャーを与えて萎縮しては実力を発揮させることができない。  並外れた個性派ぞろいの日本選手団である、優勝してあたりまえというプレッシャーもある。  団体優勝という重責を、見事果たしたその瞬間、団長の目に熱い涙がにじむ。  「ありがとう…、あとは個人戦だ。思うぞんぶんに戦って来い!」 団長の震える肩を泉水副団長が支えていた。
橋本選手
泉水選手
AMAの本部には半旗が掲げられた。
小林選手
第一回世界選手権にも出場経験のある
Cliff Hiatt選手(アメリカ)
成長著しいカナダのScott選手の演技を見上げる日本選手たち。
Scott選手はこの日最高得点の1000点を獲得した。
日本チームのトリをつとめた土橋選手。
彼の得点が発表された瞬間、日本チームの4度目の団体優勝が確定した。
みんなありがとう、よくやった!!
選手たちを激励した阿部団長の目に光るものが。
震える肩を、第一回大会から団長をサポートしてきた泉水副団長が支えていた。

阿部団長、選手、サポーターのみなさん団体優勝をありがとうございました。
選手のみなさん、明後日からの決勝ラウンド心おきなく戦ってください。