’９９　Ｆ３Ｃ　世界選手権選抜会速報　

１９９９年３月２７日〜２８日の日程で世界選手権選抜会が開催されました。

開催場所：栃木県宇都宮市　鬼怒グリーンパークラジコン広場
開催日程：３月２７日（土）　第１ラウンド（Ａパターン）、第２ラウンド（Ａパターン）
　　　　　　　３月２８日（日）　第３ラウンド（Ｂパターン）、第４ラウンド（Ｂパターン）
選考方法：　・各ラウンドの最高素点を１０００点とし、以下比率で集計する。
　　　　　　　　　（１０００分率法）
　　　　　　　　・成立したラウンドのうち一番低いラウンドを切りすてた合計点が総合得点。
　　　　　　　　　（全４ラウンド実施された場合、最高点は３０００点となる）
　　　　　　　　・日本代表３名を選抜する。

　　　　　　　　　　　　　　　

結果速報

最終結果です。　

泉水選手堂々の優勝
小林選手二度目の代表に
国井選手悲願の代表に！

左から、泉水選手、小林選手、国井選手

おめでとうございます。　　そして、我らの、Ｆ３Ｃの日本代表としてガンバってください。

進行状況

第１ラウンドは２７日　９時に開始しました。　　
１０名ほど経過した時点で雨が降り始めました。　それでも何とか無事終了最後にフライト順の高柳、泉水選手は完全に雨の中の飛行となりました。
泉水選手の静演技、動演技はいつもながら見事です。　特に静はすばらしい小林、土橋、高柳選手もいい止まりを見せていました。
キャリバーの静粛性は一段とアップしています。　いい音で飛んでいます。

第２ラウンドは小雨の中開始しましたが、７人目の泉水選手の演技中に雨、風とも強くなり、視界も悪く危険なため、この時点で第２ラウンドは不成立が宣言されました。

第３ラウンドは多少風を感じるものの好天に恵まれました。
一番目に泉水選手がフライト、難易度の高いＢパターンでも抜群の静演技により得点を重ね、上空、とりわけキューバンエイトは見事でした。
小林選手も第１ラウンド同様、見事なフライトで２位をキープ
高柳選手は静演技を決めるもののロール演技中に機体に異常な挙動が発生、原因は第２ラウンドで雨中のフライトでジャイロに水が侵入したためと後で判明、惜しまれます。
国井選手はＢパターンで静、動ともよくなってきました。
第３ラウンド終了時点で、第１、第３ラウンドともトップの泉水選手の優勝が確定。


第４ラウンドは少し強く風を感じるコンディションで開始。
小林選手は安定したフライトで上位をキープ。　　　
国井選手も得点を伸ばしました。
泉水選手は（優勝は確定しているが）第３ラウンドと変わらず見事なフライトで小林選手を抜き、トップに。
終盤の関心は土橋選手のフライトに集中しましたが、僅かに国井選手に及ばず。


スタート合図を待つ泉水選手

出場機体仕様概要