最終日(2010年10月10日) |
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本日の予定 決勝第1ラウンド 決勝第2ラウンド、閉会式 |
決勝ラウンドは定刻の7時50分に開始 開始時は小雨、猪野選手によるジャッジ目慣らし飛行の後審査員ミーティングが行われた。 テントの中でのミーティング、ジャッジは雨合羽。。。 決勝ラウンド進出選手(決勝第1ラウンド フライト順 敬称略) 決勝第1ラウンド 小雨の中、泉水選手から開始 その後少しずつ陽が差し始め、天気は回復していった。 決勝ラウンドは10人ジャッジで行われる。 左風で時折強く吹くこともあるが予選ラウンドよりは好条件。 日本選手権で公式にスケジュールF演技が使われるの初めて。 難易度の高い演技だが、全選手が見事にこなしていった。 伊藤選手は見事な演技でトップに立った。 後半に、注目の野々垣選手がこれに肉薄、二位に付けた。 最終の澤村選手が終了した時点で伊藤選手の優勝(連覇)が確定した。 第1ラウンド終了後、ジャッジミーティング、選手ミーティングが行われた。 初めてのスケジュールFなので、解釈の確認と説明、特に静演技で F 2 . インバーテッドトライアングル2 での、 模型は、水平に移動しながらの4 ポイントピルエット行いフラッグ2( 又は1 ) の真上で停止する ( 4 ポイントピルエットの各ポイントは1秒の持続時間とする) 機体は水平移動を続け、この間に4ポイントピルエットが行われる。 この際、各90度の角度でピルエットの回転を1秒停止する(機体は停止しない) これが現状でのルール解釈 F 9 . バーチカル5 4 0 °フリップ での、 模 型は1 0 m 以上の直線水平飛行を行い、センターライン上で垂直上昇に入り、 移動したまま5 4 0 °プッシュドフリップに入る。 プッシュドフリップの前半 (2 7 0 °)は上昇途中に、後半(2 7 0 °)は下降途中に行うものとし、頂点では背面、 水平の状態でなければならない。 ルールの説明文通りで良いのだが、上昇中と下降中に各270度フリップと見えない選手が 居たため再確認(かなり難しい演技。。。) 決勝第2ラウンド 第2ラウンド開始すると、計ったように風の向きが変わり右風に。。。 決勝第1ラウンド終了時点で、伊藤選手の連覇は確定している。 残る関心事は、現時点でほぼ二位と思われる野々垣選手 来年度の北陸中部予選地区の選手にとってシード入りかどうか(これは現時点で確定だが) これ以外の選手の順位 注目の中、野々垣選手は静、動とも見事な演技を出しラウンドのトップに立った。 連覇が確定している伊藤選手の得点によってこのラウンドの1000分比率が変化する。 注目の中、伊藤選手は見事なフライトを披露 演技の完成度というより、演技の形をルール図のように見せつける。。。 とくに、再確認のあった バーチカル5 4 0 °フリップ を手本のように行った。 (参りました、今までも凄いと思っていましたが。。。) 最終順位は、 決勝ラウンドに標準を合わせて来たと語ってくれた野々垣選手が初の準優勝とシード入り 第三位に橋本選手 今回の日本選手権、多くの方が会場に観戦に来られていました。 見事な演技に、全選手に拍手が起こっていました。 選手の機体をチラ見 橋本選手の機体 イーグル3の電動コンバージョンフレームとシャーク とくに配線に注目してほしい。 安全性と作業性を考慮したもの ボディも前部のキャッチャーにより下方からビス1本でフレームに固定 ボディの前部後部の接合ビスも後部から差し込むもの 泉水選手他が使用していたバッテリー マスターズJP社の武蔵 野々垣選手の機体 使用バッテリーとメインローター メインローターのハイプロダクト社製のSG-MarkU FRP製で、静演技特性を考慮したもの、電動のパワーで上空も問題なし 伊藤選手も同じローターを使用 伊藤選手の機体 左は予選ラウンドで使用したボディ 右は決勝ラウンドで使用したエアスキッパー風のキャビンとテールのカバータイプのオリジナルボディ 駆動部分は同じ仕様とのこと 決勝用は若干軽目 閉会式 上位6名のメダルと表彰状 一位の伊藤選手のものは選手権者証という 落合陪審員による成立宣言により今大会は正式に成立した。 10月14日から台湾で開催されるアジアオセアニア大会の日本代表チーム 団長の泉水選手による挨拶 左から、準優勝 野々垣貴士選手、優勝 伊藤寛規選手、第三位 橋本 学選手 おめでとうございます。。。 。 |
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