最終日(2011年10月9日)
本日の予定
決勝第1ラウンド
決勝第2ラウンド
閉会式
決勝第1ラウンド

決勝第1ラウンドは定刻に開始。
開始前に、予選総合で惜しくも16位に終わった鬼澤選手によるジャッジ目慣らし飛行が行われた。

最終日は快晴、微風のコンディション
決勝ラウンドは難易度の高いFパターン演技、得点はなかなか伸びない。
4番目に飛行した橋本選手は静演技から高得点を出してゆく、最終のSオートロの着陸も決まり会場から大きな拍手を受けた。
ところが、ジャッジが協議を始めている。
動演技最終のバーチカル540の前に演技名のコールがされていないらしい。
コール無しとの判定が下り、その演技は0点となった。
(会場のVTRも確認されたが、どうも無コールのようだ) 得点は199.0点

9番目に伊藤選手がフライト
会場の全員が注目の中、見事なフライトを重ねてゆく。
トップフライヤーが出場している決勝ラウンドなのだが、動演技の進入の水平飛行は明らかに一味違っている。
演技の奥行き、高さ、スピードが一定。
最もすごさを見せつけられたのはツー ループス ウイズ・ハーフ ロールズ
頂点付近でのハーフロールの切り返しが見えない(感じさせない)、円も速度も姿勢も変化しない。
何事もなかったように水平で抜けていった。。。。
(凄いわ、これじや世界選で普段自国の選手しか観ていないジャッジは10点出してしまうわ)
得点はもちろん最高点。 連覇はほぼ確定。

決勝第2ラウンド
第一ラウンド終了後、30分間の休憩の後、最終ラウンドがスタートした。
このラウンドでは、全選手が演技後本部で機体検査を受ける。
そして、キャビンを開放し点検を受ける。
とりわけ、ジャイロの搭載状況の確認が目的。
ルールではヨー軸(ラダー方向)の制御に一個のみジャイロの搭載は認められている。
もちろん、選手は一個しか搭載していない(はず 笑)、だが最近の三軸ジャイロが問題となってしまう。
ラダー以外の制御はさせていないとの理由を述べても、100%証明できない以上、失格と判定される懸念もある。
そのため、選手は三軸制御可能なジャイロと疑われるものを載せていないようだ。
(予選出場を目指しておられる方は十分参考にしてほしい)

最終ラウンドは、2番目にフライトした伊藤選手が高得点を出した。
各選手もすばらしいフライトを見せてゆく。
終盤の関心は橋本選手に集まった。
前ラウンドのミスが響き、現状で暫定7位、仮にこのラウンドでトラブルがあるとシード落ちの懸念も。。。
橋本選手今は前ラウンド以上のすばらしい演技で暫定二位に復帰した。
最終近くに野々垣選手が僅かに橋本選手を上回り、総合で二位に。。。

本年度の決勝ラウンドは
5名のジャッジで審査


二木選手
橋本選手
塚原選手
日下部選手
池田選手
松井選手

(メカの写真取り忘れました。。)
野々垣選手
小林選手
磯選手

(メカの写真取り忘れました。。)
神谷選手
鈴木選手

(メカの写真取り忘れました。。)
土橋選手
澤村選手
国井選手
伊藤選手


閉会式、表彰式

これが選手権者証
2位から6位のメダルと賞状
大会成立宣言
(落合陪審員)
成績発表
(酒井委員長)
表彰



2011年度F3C日本選手権TOP3

左より、第二位 野々垣 貴士 選手
     第一位 伊藤 ェ規 選手
     第三位 橋本 学 選手




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