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9月11日現地発 厳戒と緊張の中行われた予選第3日目 、動画ファイルで現地の雰囲気を あなたにも!! |
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日本選手団は全員無事ですごしています、皆さんご安心ください。 世界中を騒がすニュースが今朝のTVで伝えられた。 映画などではない、目の前でWTCのビルが崩れてゆく、衝撃的な映像。 AMAの会場に到着すると、昨日まではなかった、入り口でのチェック、拳銃をさげた警官の姿がそこにあった。 いろいろな国から選手役員の集まっているこのような大会はテロの対象となりやすいので警備を強化したそうだ。 自分の出場前に練習場でフライトしていた選手も続々と練習の中止を告げられ会場に戻ってくる。 主催者のピリピリとした緊張感がしだいに選手団にも伝わりだした。 なんとなくそわそわした落ち着かない雰囲気の中、予選3日目ははじまった。 今日の風はどうか?自分の出番を控え、他の選手の演技を見つめる泉水選手の目は厳しい。 選手席で今感じている風は右風だ。しかしヘリパッドでは違うはず。 ホバリング、上空でのヘリの動き、排気の流れて行く方向、速度、どれひとつとして見逃さず風の流れを分析する。 演技開始、時たま強めの右風が入る。 Muncieの風はなかなか日本チャンピオンに楽はさせてくれない。 エレベータ、ピッチ、正確なラインをトレースするために全神経を集中させスティックの動きをヘリに伝える。 得点は274.5点。 ホバリングでもう少し点が取れていれば、「Kazuの時にはどうしていつもKazeが吹いているのかなー、ほんとにKazeyukiだなー」という助手の永塚氏のつぶやきが耳に入る。 たしかに後の選手に行くに従い風は弱くなっていった…。 「ダイナミックに決めてきます」と言って、フライトに向かった小林選手は292点。 引き続き好調な土橋選手は、すばらしいローリングストールターンを決め293.5点。オートロでサークルに脚がかかってしまったのはご愛嬌(?)。 大きく、そして正確な2ループ、切れのあるロールを見せた橋本選手は295.5点。 徐々にその実力を見せ始めついにCurtisに手が届くところまでやってきた。 ディフェンディングチャンピオンの彼にとって、予選ラウンドは決勝ラウンドで万全を期すためのウォーミングアップに過ぎないのかもしれない。 日々確実に、Mancieにあわせたフライトスタイルを自分のものにして来ている。 練習フィールドに多少の制約はあるものの、明日も競技は継続して行われるようだ。 帰りの飛行機は飛ぶのか、選手の機材を無事持ち帰ることが出来るのか、心配の種は尽きないが、とりあえず各選手あすの予選最終日にそなえてホテルへと帰っていった。 予選最終ラウンドの結果により決勝へ残る選手と同時に国別の団体戦の結果が確定する。 日本チーム団体優勝に向けて、もうひとふんばり、明日もガンバレ! ※皆さんご存知のように今日は3日目が終了しただけで3ラウンドが終了したわけではありません。 明日の4日目終了で、予選3,4ラウンド終了ということになりますのでご注意ください。 もうこの速報ページを観てくれている方は分かっていますよね。 今日は動画も送ってみます。 各選手のヘリの音のちがいなんかもわかってもらえるといいんですが。
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Curtis Youngblood選手 |
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’97第6回世界選手権(日本 笠岡での開催)で優勝した、Hiatt選手(中)と父上(右)、日本選手団阿部団長とのスリーショット。 | |
ピットでのHiatt選手 |
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フライト前にイメージトレーニング中のウエイン・マン選手。 |
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ジャッジシート | |
会場の日本選手たち | |
会場入り口を警備中の警官 会場外の練習飛行場での行動も大会本部からの指示で制限された。 |