第一日目(11月23日)

寒さとの戦い、自分との戦い、そしてライバルとの戦い

第1ラウンド
選抜会は弱風のコンディションで幕を開けた。
11月後半、分かってはいるもののとにかく寒い。  まともに操縦できるのかと思える。
開会式で、ゼッケン番号とフライト順の抽選を行ない、第1ラウンドはゼッケン3の泉水選手からのスタートと決まった。  それなりにはよく飛んでいるが、前半フライトした選手の得点の伸びが今ひとつなのは寒さが大きく関係していたようだ。  後半は徐々に日差しも出てコンデイションは良くなってきた。  風も弱い。  このラウンドは国井選手がブチキリの状態となった。

第2ラウンド
4人ずつずれて飛行順となる。 このラウンドはゼッケン7鈴木選手からのスタート
コンディションはまずまず。 少し暖かく感じる。  このラウンドはなぜかオートロでミスる選手が目立つ。  風が弱すぎるのも善し悪しなのか。 
土橋選手はオートロで僅かにハードランデイング。 続く橋本選手はオートロ前の演技が終了した時点でまさかのエンスト、不時着。  タンクは空っぽだった。 どうも、エンジンがよく回りすぎ、燃料消費が思いの外上がったようだ。  惜しい。
このラウンドも、静、動とも大きなミスのなかった国井選手が制する結果となった。

第一日目を終え、選手は各グループに分かれてフライトチェックを行っている。
明日が終われば自ずと結果が出てしまう。 今回の出場枠は3
まだ1人も決定してはいない。  
選手諸君には、最後までベストを尽くしてほしいと言いたい。
そして、季節外れの台風、、間違えても明日来るな、近づくな。  
   
各ラウンドのフライト順


得点集計(第一日目終了時点)
2003F3C世界選手権代表選抜会 素点数
 順位 ゼッケン/氏名 1R 2R 3R 4R TOTAL 1R 2R 3R 4R
1 13 国井 伸也 1000.0 1000.0 *** *** 1000.0 269.0 290.0 *** ***
2 5 小林 稔 944.2 956.9 *** *** 956.9 254.0 277.5 *** ***
3 3 泉水 和幸 944.2 950.0 *** *** 950.0 254.0 275.5 *** ***
4 8 土橋 幸広 901.5 937.9 *** *** 937.9 242.5 272.0 *** ***
5 2 伊藤 寛規 934.9 898.3 *** *** 934.9 251.5 260.5 *** ***
6 12 磯 匡敏 931.2 922.4 *** *** 931.2 250.5 267.5 *** ***
7 9 橋本 学 923.8 875.9 *** *** 923.8 248.5 254.0 *** ***
8 1 高山 裕志 895.9 824.1 *** *** 895.9 241.0 239.0 *** ***
9 16 池田 哲郎 882.9 769.0 *** *** 882.9 237.5 223.0 *** ***
10 14 神谷 裕司 868.0 860.3 *** *** 868.0 233.5 249.5 *** ***
11 7 鈴木 英樹 838.3 824.1 *** *** 838.3 225.5 239.0 *** ***
12 15 平川 卓也 795.5 831.0 *** *** 831.0 214.0 241.0 *** ***
13 4 中里 栄一 827.1 782.8 *** *** 827.1 222.5 227.0 *** ***
14 10 高柳 和幸 825.3 798.3 *** *** 825.3 222.0 231.5 *** ***
15 11 大高 悦裕 808.6 646.6 *** *** 808.6 217.5 187.5 *** ***
16 6 久安 孝典 758.4 751.7 *** *** 758.4 204.0 218.0 *** ***


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