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大会第6日目(2006年9月9日) 決勝 第1R,第2R,第3R
競技最終日も時々雨の予報が出ていました。
早朝は多少雨交じりにながら曇天、弱風のコンディションで競技は開始となりました。

決勝ラウンドは難易度の高いスケジュールB演技が使用されるため、競技前にジャッジのための目慣らしフライトが行われるのがルールです。
目慣らし飛行は予選ラウンド16位の選手が担当するのが慣例ですか、その選手がフライトできない事情がある様子。 
そのため、急遽予選ラウンドで目慣らしを担当した石川静男氏がB演技でもフライトを行いました。
こんなこともあるかと、B演技用に仕上げた機体を準備してあったようで(?)、見事な演技を展開し、フライト後は選手達から大きな拍手を受けていました。  
さらに、予選12位通過のシンガポールのPhilip Chong選手が参加できないようで(帰国した?)、ゼッケン1 オーストラリアの George Atkinson選手が繰り上げで出場となりました。
決勝ラウンドのジャッジ目慣らし飛行も石川静男氏が務められました。


決勝ラウンドに臨んだ15選手


無事定刻に決勝第1ラウンドが開始され、二番目に橋本選手が完成度の高い演技で各国の選手から大きな拍手を受ける。  中盤に泉水選手、後半に土橋選手が他を圧倒する高得点。
日本3選手はわずかのミスが得点差になっているものの他を圧倒する高得点。
続いて決勝第2ラウンドが開始され、日本3選手は順調に高得点を重ねる。
どうも、彼らの関心は1ヶ月後の日本選手権、そして11月の世界選手権代表選抜会にあるようで、演技の仕上がりの確認、ジャッジがどの点に重きを置いているのかを確かめているようだ。

第2ラウンド後半になると、最終順位が見えてきた。
日本3選手の1〜3位がほぼ(現行のルールである平均点500分率方式では、予想外のこともおこるが)確定し、会場の関心は4〜6位の行方に。 :
フィリピンのゼッケン13のAlvin(兄)、ゼッケン14のMark(弟) のAlcantara兄弟、そしてNo.19 Wan選手、No.20 Hon選手の台湾選手の追い上げ、そしてNo.3  オーストラリアの Donaldson選手の追い上げ。 これら5選手が一歩抜け出した形となってきた。

天候は回復し、風もない蒸し暑い天候となった中始まった決勝第3ラウンドでも日本3選手は順調に高得点を重ね、終始リードし続けた橋本選手が優勝、二位土橋選手、三位泉水選手の順位が確定。
4位にフィリピンのゼッケン13のAlvin(兄)、5位ゼッケン14のMark(弟) Alcantara兄弟となり、無事?兄の勝ち。  6位にNo.3 オーストラリアの Donaldson選手が入賞した。
飛行場両端で終日孤独なライン侵犯の監視役
ご苦労様でした。
電波監視はJRが担当されました。
競技終了後に1〜3位の機体検査が行われる。



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