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最終日も朝7時には練習場へ。日本チーム1番手の国井選手がひと足早く会場に向かいます。悪コンディションの中、232.25点をマーク、チームの先陣を切ります。
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風があまりにも強く、疲れすぎないよう様子を見ながら練習する残った2選手。
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風に翻弄されながらも練習時の感触は下も上も悪くない磯選手。僅差で追うドイツの英リック・ウェバー選手が244.25を出したのを知って気合が入ります。
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強風のため、気温はそれほど低くないものの、寒く感じる状態。
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ますます左からの背風が強くなる中、磯選手最後のフライトへ。 |
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アンブレラは好調、ファーツリーが風に翻弄されたものの、上空は調子が良さそうだったのですが……。
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なんとオートロで失速して届かず……。まさかの事態に本人も理由が分かりません……。
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そして伊藤選手。すでにフライトを終えたグラバー選手は251.25をマーク。最悪のコンディションで果たして……。いつも通りの集中した表情で淡々と準備を整えていきます。
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コーラーの純子さんも厳しい表情。世界選手権の大トリ、しかも息子が僅差の優勝争いをしている状態、無理もありません。
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会場も伊藤選手のフライトに注目します。
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会場に掲げられた各国国旗も飛んで行ってしまいそうな風の中でのフライトでした。
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会場中が注目する張り詰めた空気、さらに爆風の中とは思えないスムーズな静演技。 |
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上空も文句なし、美しい軌跡を描いていきます。
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最後のオートロで着地した瞬間大歓声、誰もが伊藤選手の優勝を疑ってはいませんでした。
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いつも通りクールな表情で戻ってくる伊藤選手。
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記念撮影の嵐! |
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まだ点数が確定していないのに会場中から祝福される伊藤選手。
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圧巻の259点で優勝が確定すると、伊藤選手も思わずこみ上げるものが。
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チームメイトも祝福に駆け付けます。その見事な飛びに、「完璧!」と声を掛けます。
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激闘を繰り広げたライバル、グラバー選手も祝福。あの飛びを見せられたら、グラバー選手も納得でしょう。
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同じくコーラーを務めるグラバー選手のお母さまと喜びを分かち合う純子さん。
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