2019年F3C世界選手権競技会 日本チーム応援&情報サイト
2019 F3C世界選手権 日本選手団情報
Sorry! Japanese only. 決勝最終ラウンドの日本選手

現地の様子がレポートされてきました。
皆様、日本選手団の応援よろしくお願いします。

予選ラウンド、決勝第2ラウンドをエニオ・グラバー選手が、決勝第1ラウンドを伊藤選手が制し、千分率でわずか0.95ポイント差! チャンピオン争いは決勝第3ラウンドのラストフライヤー、伊藤選手の飛び次第という激闘に注目が集まった最終日。もちろん磯選手、国井選手がどのくらい順位を上げられるか、特に日本のチーム優勝にも関わるので大いに期待されました。

コンディションは最悪といっても良いほどの暴風。しかも昼に近づくにつれてさらに強くなる予報でした。グラバー選手のフライト順は4番目と早く、伊藤選手がラスト15番目。厳しい闘いになることが予想され、実際にそうなりました。

 

最終日も朝7時には練習場へ。日本チーム1番手の国井選手がひと足早く会場に向かいます。悪コンディションの中、232.25点をマーク、チームの先陣を切ります。 

風があまりにも強く、疲れすぎないよう様子を見ながら練習する残った2選手。 

風に翻弄されながらも練習時の感触は下も上も悪くない磯選手。僅差で追うドイツの英リック・ウェバー選手が244.25を出したのを知って気合が入ります。 

強風のため、気温はそれほど低くないものの、寒く感じる状態。  

ますます左からの背風が強くなる中、磯選手最後のフライトへ。

アンブレラは好調、ファーツリーが風に翻弄されたものの、上空は調子が良さそうだったのですが……。  

なんとオートロで失速して届かず……。まさかの事態に本人も理由が分かりません……。 

そして伊藤選手。すでにフライトを終えたグラバー選手は251.25をマーク。最悪のコンディションで果たして……。いつも通りの集中した表情で淡々と準備を整えていきます。  

コーラーの純子さんも厳しい表情。世界選手権の大トリ、しかも息子が僅差の優勝争いをしている状態、無理もありません。  

会場も伊藤選手のフライトに注目します。  

会場に掲げられた各国国旗も飛んで行ってしまいそうな風の中でのフライトでした。  

会場中が注目する張り詰めた空気、さらに爆風の中とは思えないスムーズな静演技。 

上空も文句なし、美しい軌跡を描いていきます。 

最後のオートロで着地した瞬間大歓声、誰もが伊藤選手の優勝を疑ってはいませんでした。  

いつも通りクールな表情で戻ってくる伊藤選手。  

記念撮影の嵐!

まだ点数が確定していないのに会場中から祝福される伊藤選手。  

圧巻の259点で優勝が確定すると、伊藤選手も思わずこみ上げるものが。  

チームメイトも祝福に駆け付けます。その見事な飛びに、「完璧!」と声を掛けます。  

激闘を繰り広げたライバル、グラバー選手も祝福。あの飛びを見せられたら、グラバー選手も納得でしょう。 

同じくコーラーを務めるグラバー選手のお母さまと喜びを分かち合う純子さん。  




今回の選手団の活躍の様子がデイリー・メールで届く予定ではありますが
今回の選手団は過去最小の人数構成、そして忙しい方達。。。
現地に行けないKOMOにとって現地レポートは神頼みの状態です。。。。

今回も現地に行けないKOMO、けっして多くは望みません。
日本選手達が無事に到着して、無事に勝って(出来れば他国、特に●、△の2チームにはぶっちぎりで)、そして無事に帰ってきてもらうことだけ。   

無事を祈って、パンパン(柏手)

(C)Ichiro Komori,All rights reserved

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