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Vol.19 | 8月25日 01:30 |
世界選手権日本チームレポートを終えるにあたって。 世界選手権日本選手団並びにこの速報を応援していただき本当にありがとうございました。 この速報のはじめにもふれましたが、真剣に取り組んでいる代表選手たちと世界選手権を少しでも身近に感じてほしいと考えて速報してきました。 この速報を終わるにあたり、少しだけ思いつくままに書かせて貰います。 ??と感じることがあっても、帰国直後の時差ボケと暑さに参っている状態のためであることは証明済みですのであらかじめご了承ください。 13人毎に休憩、13人毎に気象変化 競技に少しだけふれます。 人数が多いため、13人毎にジャッジ休憩がとられました。 不思議なことに、そのグループ毎に気象状況が変化するパターンが毎日同じように続きました。 朝は無風、次のグループが始まると決まって風が吹き始め、次のグループでは横風に変化してゆく。 昼の1番のグループは強弱の変化。 次のグループになるほど風が弱くなり最後のグループは完全な無風。 風の強弱はジャッジングには反映しませんので、飛行順で運不運は随所に起きました。 最悪なのは、予選ラウンドで何度か、午後になると雨が降ったこと。 降り始めは風もあり、飛ばした選手は最悪。 一時中断すると、雨が上がれば完全な無風状態が続く、飛ばした選手は当然高得点。 運不運ではかたずけられては、選手はたまったもんではありません。 指定された練習飛行場は常に強風 出番まで時間がある場合選手は練習飛行場に行きますが、ここは決まって強風 これでは練習になりません。 どこで練習米国組 練習飛行場で米国組の選手は見かけなかったそうです。 どこで練習していたのでしょうか。 現地の詳細地図には、米軍の施設があったりして。 そこまでやるか。 インターネットへの接続 今回の速報はインターネットによって実現できました。 現地からの速報すること発表した以上現地で絶対に接続せねばなりません。 まさか現地に予備調査にいけませんので、あらゆる事態を想定して機材等の準備を進めました。 今このページにアクセスしている方はインターネットに接続できているわけですが、自宅とか会社の外からアクセスするのは(いわゆるモバイル)意外に簡単ではないことが多いのです。 まして、外国の場合旅先通信フォーラムなる情報サイトがあるほど、困難な場面にぶつかることが多いのです。 特に現地の回線の状態と、接続する電話機なりコネクターなりの形状が大きな鍵となります。 最悪の場合を想定して、音響カプラーまで用意。 日本から国際電話で何度もワルシャワのポイントに接続を確認し、モデムと回線の相性がひどいためモデムも数種類用意して行きました。 現地のホテルについてまず目にしたのは内線電話機と壁のコネクター。 形状はラッキーなことに日本、アメリカと同じもの。 これでほぼ接続できると確信しましたが、まずはモデムセーバーなる機器で回線がデジタルかアナログかをチェック。(デジタル交換機の回線に差すとモデムを損傷する) ところが無反応。 直接接続することをあきらめ、用意したインラインカプラー(音響カプラーの現代版)を内線電話に接続しワルシャワのIBMのポイントにログイン完了。 何日かして、イギリスチームのマーク・クリステイのお父さんがこのホテルからアクセスしている時に部屋に招かれましたが、直接モデムを電話線につないでいます。 変だと思い、自分もやってみると簡単にログイン 何のことはない、モデムセーバーが故障していた....(おそまつ) シャイとストレス 今回、現地からHPを更新していましたが、はじめのうちは良かったのですが、今回のように出場者数74名の場合とても時間が足りませんでした。 予選ラウンドが始まり、第一番の選手のフライト開始は6時。 送信機受付は5時から5時30分までですので、送信機預けのためホテルを4時20分に出発する阿部団長、泉水さんの車に便乗し競技サイトへ。 6時までイスで1時間仮眠し競技をみる。 ほかの方や選手は日本選手の出番にあわせてサイトに到着します。 ラウンド終了は19時30分頃、ホテルに帰り食事を済ませれば22時頃となる。 それから、自分と団員の方々のメールチェック(みんな自分の仕事を抱えてきています)と経過の記録 それが終わったらHPに張り付ける結果の校正とHP作成、気がつくと座ったまま寝ている、時間は2時、すぐ作ってアップせねば出発に遅れる。 ほとんど寝ずにサイトへ、これを2日ほど繰り返したときさすがにやばくなりました。 昼間は取材と、選手へのインタビュー。 サイトでは電源を確保しパソコンで一人の素点がでる毎に順位を計算表示しました。 これが他チームの間でも好評でした。 寝る時間が少ないよりも少々ストレスに感じていたのは日本からの応援メールの少なさと掲示板への書き込みのなさでした。 アクセス数はどんどん増えているのは分かっているのに書き込みがない。 私も含め、日本人特有のシャイな面だとは思いましたが正直ストレスでした。 たまにくれば機体のことを書いてほしいという内容が多かったのですが、十分気持ちはわかるものの、これ以上やると本当にやばい状況でした。 そんなとき、ジュリィ・ヤングブラッド(カーチスの奥さん)が、KOMOが順位速報しているExcelのファイルを自分のHPに張り付けたいと申し出てきました。 彼らとは友達ですが、ファイルを提供するのはマナー違反です。 そこで、F3CJapanに英語ページを作ってそこにアップすることにし、彼らがリンクする事にしました。 クリステイ氏もリンクを申し出てきました。 その次の日から、アクセス数が増え始め、同時にThankYouメールが届くようになりました。 全オーストラリアのユーザーを代表してお礼を言います。(ちょっと大げさだと思うが)のようなメールが多く来ました。 メールの中には、2年ほど日本にいてヘリのパイロンで有名(?)だったマルコ・カントーニからも。 情報に飢えていたのは日本だけでないのだと思いました。 現在でも、このHPへのアクセスもと(リンクもと)の第2位はカーチスのサイト ストレスがたまり始めたKOMOを救ってくれたのはカーチスとクリステイのHPでした。 切れかかり ところが肝心の日本からの書き込みがない。 少々切れかかり、いっそのことHPを閉めようかとも瞬間考えましたが、たぶん誰かが書けばそれを待って自分もと考えているのだと思い、どこかの号で、”書き込み少ないぞ”と書いたところ、一気に書き込みが増えだし、選手たちにも見せられるようになりました。 選手たちもメッセージを楽しみにしていたようです。 Engrish Page 英語ページのリンクバナーをフロントページに作って次の日に、クリステイ氏から、エクセレントだぞと評価をいただきましたが、2点ほど治したほうがよいとアドバイスあり。 一点目は少し文字化けがあること。 もう二点目はというと、寝ぼけ眼で急いで作ったため、スペルを間違えて、Engrish Page is here となっていることに自分で気がつきました。 分かるから問題ないよとジュリィもクリステイ氏も言ってくれましたが、KOMOはというと高柳氏らと盛り上がりいっそのことJapanese English Page is here としたほうが受けるのではと冗談を言ったところ、それを聞いた、何事にもまじめな選手団通訳の丁さんに怒られました。 ”そんなもの間違えのうちに入らないよ、これほどの情報をアップする人は居ないんだからみんな感謝しているよ” と真に受けて怒られてしまいました。 (これもいいんだけどなあ) 文字化けの件は、クリステイ氏のパソコンで英語Windows上でどのように見えているかを見せて貰い、訂正完了 使えるものは何でも使え 今回の英語バージョン開設により外国の方から来たメールのうちもっとも驚いたのは、”このメールをドイツチームのマネージャーに見せてほしい”というドイツの方からのメールでした。 KOMOが競技サイトにいることが分かっているわけですから、KOMO宛に出せばドイツチームのマネージャー(その方の友達)と連絡が取れると考えてのこと。 E-Mailが通信手段として認知されているなあと感じました。 ばれてました 韓国チームの選手たち(日本語うまい)が、団体順位が12位で終わったと本国に連絡したら、”がんばったな、昨日は14位だったものな”と言われたそうです。 ”KOMOさんのHPのおかげで、ばれてました”と笑っていました。 Yahoo Yahoo Japanて知っています? 検索エンジンとしては最大のサイトです。 HPを作ったものにとって、Yahooに登録されるのが現在では一種のステータスと化している向きがあります。 というのは、3年ほど前ならばYahoo側で登録の募集をしていましたが、現在では自薦、他薦による推薦に代わっています。 当然、登録希望者が馬鹿増えしたためですが、推薦である以上登録されるかどうかは Yahooに選択権があります。 現在、Yahooに登録される確率は数%と噂されており、Yahooに登録の確率が高くなるよう手直しを有料でやるサイトがあるほど。 意地の悪い見方をすれば、最近登録されるのは質の高い(?)サイト、過去に登録されたのは玉石混淆。 F3CJapanも4月に作った後で自己推薦しましたが連絡なし(無視された) ところが、今日になって登録をいたしますとのメールが入りました。 見てたのかしら 次の速報は日本選手権 10月に京都で行われるF3C日本選手権でも、KOMOは本部役員でお手伝いさせていただくことになりました。 当然速報しますが、近くの方は是非観に来て。 近くなくても観に来て。 できれば一泊で2,3Rを観れば吉。 F3A日本チームも応援するぞ。 9月にアメリカで行われるF3A日本チームの速報ページが今回もできるようです。 当然、応援、応援。 がんばれ、お疲れさまだけでもメールを出しましょう。 それだけで関係者の励みになるのだから。 速報サイトのURLが分かったら、フロントページでお知らせします。 |
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