発行(日本時間) | |||
Vol.4 | 8月11日 10:20 |
日本選手団出発から現地まで いよいよ日本選手団の出発の時がきました。 選手団の集合時間は成田空港に8時20分、全員時間前に集合を完了。 KOMOはこれまで4回選手団を送迎してきました。 当然といえばそうなのですが、各選手の荷物はとにかく大がかり。 空港内でも毎回目立つ大きさです。
各選手の正式エントリー機数は3機。 そのほかに、新車で組み立てておきほとんど飛ばしていない機体を1機パーツ取り用として持参することが多いようです。 計3〜4機を機体収納用の大箱に 納めます。 そのほか、始動用具もありますのでかなりの資材となります。 燃料以外のすべてをハンドキャリーするわけです。 燃料はというと、事前にメーカーのご努力で様々なルートを通って現地事前輸送します。 間違いがあれば大変ですので、第一便が無事到着していることが確認され次第、第二便をスペアに輸送するという念の入れようとか。
機体のチェックインが無事完了。 いつものことですが、X線検査台を通過するときに、モニターにヘリの透過写真が映し出されると関係者から歓声が上がります。(笑) さあ、いよいよ出発しました。 10時20分成田発のルフトハンザ機でフランクフルト経由でワルシャワに向かいます。 荷物が大きい日本選手団は、荷物の検査が完了したのが9時50分頃、荷物の税関手続きの必要が生じ、選手を含め計6名が書類記入をし、終わり次第搭乗することになり、その他の団員は搭乗手続きを済ませ、搭乗用バスの発着口で選手たちを待つことにしましたが、10時15分になっても到着しません。 チェックインはすんでいますので乗り遅れのまま飛行機が出発することはありませんが、気になって選手たちに携帯電話を入れようとした時、小林選手から携帯に電話がかかってきました。 どこにいるのと聞くと、搭乗は済ませているとのこと。 手続きの担当者が別ルートで搭乗の案内をしたとのこと。 結局待っていた我々のほうが遅れたことに。 手続きで忙しかったものの、全員搭乗を済ませ、飛行機はほぼ定刻に出発。 フランクフルトでワルシャワ行きの同じルフトハンザ機に乗り換えを待つ選手が注目したのは窓の外に見える荷物の運搬の様子です。 壊れ物とか、天地無用とかもちろん英語で大書してありますが、何のことはない、橋本機の大箱は上下逆さ、泉水選手の箱は横倒しでキャリーされていくのが見えます。(笑) そんなこともあろうかと対処済みの梱包とはいえ関係者は苦笑い。 運んでいるのはドイツチームのサポーターではとのジョークも出ました。 ワルシャワは大雨 8月10日19時にワルシャワ空港に到着、荷物の通関でうるさいのかと思いきやパスポートチェックだけですんなりOK。 レンタカーも少々時間がかかったものの大型バン4台、ワゴン車一台、小型車(マーチの5速ミッションです)の計6台を借り入れ。 目的地のデブリンに出発した時には外は真っ暗、大雨、右側通行、空港からの道がいまいち不明、エアコンなしのため窓は曇りっぱなしの条件で冷や冷やものの200kMの隊列移動となりました。 団長の用意したハンデートーキーで連絡を取り合い、22時30分に大会会場のエアフォース・アカデミーのFAIの役員と何とか会うことが出来、ついでにIDカードやゼッケンを受け取り、ホテルまでの道案内を受けました。 そこから約40分、大雨の田舎道を進みPALAWYのホテルにチェックインを済ませたのは真夜中になっていました。 成田集合からほぼ24時間かけ、全員と全機無事到着 用意されていた夕食を済ませ、各人解散。 2時間前にイギリスチームの選手も到着していました。 聞けば、晴れた状態での大会は望めないのではとの話も出ているとのこと。 雨も心配ですが、明日も早くから行動開始です。 まずはおやすみなさい。 (PALAWYにて KOMO) |
リンクは制限しませんが、記載内容の無断転載はお断りします。 (C)Ichiro Komori,1998,1999,All right reserved |
世界選手権速報 目次ページへ戻る |
F3C Japan メインページへ戻る |