KOMOの得点分析 (第1日目終了時点の順位) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
第一日目終了時点での、日本選手の順位を考えてみましょう。 なお、成績表を観る前に必ず集計の基礎知識をみておいて下さい。 今回のように複数面(今回は2面)の場合、集計結果の表示をするときに慎重に行わないと誤解を生じる場合があります。 このため、単に順位一覧表を揚げずにこのような回りくどいページを作って説明しながら表示する必要があると考えました。 第2日目以降は説明も簡単になるでしょう。 選手の演技にはジャッジ素点が発表になっています。 しかし、この素点をそのまま順位とできないのは、ラウンド毎のトップを1000点と置き換えた1000分点で表示することになっているからです。 一面だけで行えば話は簡単で、一日目の終了時点がイコール第1ラウンドの終了ですからさっさと1000分点を計算して表示すればすみます。 本部も当然そうするでしょう。 現状では、選手の素点の一覧表しか発表になっていません。 なぜかと云えば、すでに何度も説明したかもしれませんが、第一日目は、選手グループAの選手は第1ラウンドに出場し、選手グループBの選手は第2ラウンドに先に出場したからです。 つまり、第1ラウンドも第2ラウンドもまだ途中の段階なのです。 ですから、公式には素点を一覧として(高い順に並べて)発表されています。 1日目のトップ10の表示は、ラジコン技術の速報ページにあります。 素点だとこのようになるでしょう
一般にはこの発表でいいでしょうが、はっきり言ってこれでは何にも把握できません。 さて、実際の順位を千分率で集計しましょう。 第一日目には、グループAの選手は第1Rに出場したことになるため、Youngblood選手の272点が現状の1000点と仮設定され、泉水選手は932.0点となります。 グループBの選手は第一日目に第2Rに出場したことになるため、現状では第2Rの最高点はWorgas選手の240.0点で、これが現状での第2Rの1000点となり、韓国のChoi kYUNG Young選手は236点となります。 公式発表は別として、順位を把握していくときはラウンドの途中であろうがまだやっていない選手の分は0点だと仮定して表示していかないと見えてこないのです。 さらに、第3R,第4Rも全員0点で終わったことにして、ルールの最終順位は第4Rまでのうち最も低いラウンド点を除いて集計するの原則にたって集計すれば現状の順位の状態が見えます。 これが 第一日目終了時点での順位 です。 この集計では、泉水選手は6位となります。 第2日目はグループAの選手が第2ラウンドに、グループBの選手が第1ラウンドにでることになり、グループBの選手には失礼ながら、グループBの選手がYoungblood選手の272を越えられないでしょうから第1RのYoungbloodの1000点は動かないでしょう。 強豪揃いのグループBの選手が第二日目は第2Rに出場し、第2Rの現状最高素点のWorgas選手の240点はいとも簡単に破られ、Worgas選手はかなり順位を急降下させると考えられます。 日本選手は強豪揃いのグループAに所属しています。 グループBは、はっきりいって弱小グループ。 2面進行の集計表示になれていないと途中経過では、1000分率表示ではグループBの選手の点数がばか高く表示され、泉水選手が6位のようになりますが、賢明な方々はお分かりと思いますが、泉水選手は実質2位です。 予選は4ラウンド行われ、高い方の3ラウンド分が予選得点となります。 別の言い方をすればラウンド1つは捨ててもいいと考えることもできます。(通称 捨てラウンド) ですから、天候不良の影響で低くなったラウンドの分は現状の日本選手にはなんも影響なしと考えています。 さらに、予選ラウンド総合して最高1000点で、これが最終結果を決める4つの要素の1つにしかになりません。 予選終了時点でかーちすに1000点をゲットされたとしても、決勝ラウンド3つとも1000点を取れば勝てるのです。 千分率方式は、ラウンド最高点の1000点を何回取るかの戦いと頭を切り換えてみていてください。 ラウンドで素点でトップになれなければ2位も3位も同じようなもの。 日本選手は全力で次のラウンドを取りに行くでしょう 二日目終了時点で、アメリカ、日本の選手が上位に並ぶことになると予想されます。 なお、国別の順位を現状で集計すると 第一日目終了時点でのチーム順位 日本は現状2位。 強豪のドイツ2名での参加ですからチーム順位で上位にはでられません。 天地が変動しない限り日本、アメリカの1,2位争いでしょう。 |