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Vol.7 (2003.6.4) |
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予選ラウンド三日目、選手は、AグループはAサイトに、BグループはBサイトに、サイトをチェンジしてのフライト。(予選ラウンド第一日目と同じ配置) 得点集計上は、三日目と四日目については、Aサイトでのフライトは第3ラウンド、Bサイトでのフライトは第4ラウンドの扱いとなる。 定刻の8時30分、各サイトの本部で送信器の収容が始まった。 定刻9時にA、Bの各サイトでフライトが開始された。 天候は快晴、風は穏やかで飛行コンディションは良好。 高得点への期待が高まる。 観戦に来られる方もさらに多くなってきている。 中盤に入った頃、若手注目株Scot Gray選手(カナダ)が高得点を出した、やはりただ者ではないようだ。 小林選手も健闘している。 Bサイトで、橋本選手が高得点を出したとの情報で、得点ボードの前には選手、チームマネージャーが集まっている。 最終番手の注目はやはり、AサイトのYoungblood選手、そしてBサイトの国井選手。 Youngblood選手のフライトが始まった。 ほとんど無風に近い条件、強い選手には天候も味方するのか。 好条件の中、さすがにポイントを押さえた演技が続く。 動演技は、彼独特のフライトの雰囲気、速度を抑え、両側のターンもPターンで行う。 練習フライトのようだ。 演技はコンパクトに纏めている。 オートロで最後の着地で横に1Mほど滑らせて円の中に入れた。 それまでの経路が綺麗だった、このまま円に決まれば最高点をマークするジャッジもいたかもしれない。 経路が正確で円を外したした場合と横滑りさせてでも円に入れる場合の一瞬の選択で円を重視したのだろう。 横滑りが減点となったが、総得点でAサイトのトップ点をたたき出した。 国井選手も高得点をあげたが橋本選手に及ばず。 橋本、小林、国井の3選手はチームとしてはブチギリ状態である。 USAチームといえども、Youngblood選手が居ない状態では、Mann選手が健闘しても敵ではないよいだ。 予選ラウンド最終日に大トラブルでも無い限り、日本チームの団体優勝は近いようだ。 競技終了後、大会本部より、決勝ラウンド出場枠は13名と発表された。 ルールでは予選出場者の20%(または10名)が決勝進出である。 計算上は11名となるが、今回の場合、4カ国、10以上の選手が来日直前で自主的に棄権した経緯もある。 これを考慮して決勝枠を13名とするようチームマネージャーミーティングで提起されていたが、陪審員団の裁定で13名と決定された。 三日目終了時点の個人成績 |
予選ラウンド 三日目 |
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